私を変えた「コーチング」

コーチング わたしのこと

子どもを育てながらも、「自分のやりたいことをやる」時間の確保って本当に重要なんですね。

「今年のやりたいことリスト」をこのInstagramで発表して、皆さんに応援されながら(と勝手に解釈している笑)日々取り組む中で、「しあわせだなぁ」と感じたり口にする機会がとっても増えました。

少し前までの私は、「子どもと過ごす時間が、自分の中で一番楽しい時間」だと思っていて、自分一人の時間なんていらないよ、と本気で思っていました。

だから、一人でどこかへ出かけてきていいよ、と言われても、「えー、家族と一緒じゃないとつまらないやん!」と返して、結局皆で一緒にいる。

子どもや家族の楽しみ=自分の楽しみと置き換えてしまっていたようです。

もちろん、それは今でも大きな幸せの要素ではあるのですが、振り返ると、出産→育児で子どもを第一優先にする日が続いて、すっかり自分を見失っていたんだなぁと思います。

どうやって自分を取り戻したんだろうと考えると、きっかけとして大きいのは、お友だちから紹介された「コーチング」だったなと思います。

コーチングってなに?

コーチングとは、コーチをしてくれる方との対話を通して、気づきや学びを得ること。コーチ=ティーチャー(先生)ではないので、何かを教えてくれる、というものではありません。コーチから受ける質問に答えることで、自分自身の中にある答えを導き出す、というものです。

コーチングって、プロのスポーツ選手などが受けたりするらしい、ということは知っていましたが、とても難しそうだし高価なイメージがあって、私にはまったく無関係の世界だと思っていました。

去年、高校時代からの地元の親友と「最近元気?」とやり取りをしていた時に、私が

「育児は楽しめているんだけど、仕事が自分の望む状態じゃなくてすごく悩んでいるんだ」と伝えたところ

「コーチングを最近受けて、私変わったよ~。すごくいいよ、何でみんなやらないのかなって思う」

と言って、今コーチングの勉強中だという方を紹介してくれました。

コーチングとの出会い

その友人は、自分をしっかり持っていて、とても器用で多趣味。そして人を笑わせるのが上手くって一緒にいると元気をもらえる。

私から見たらとっても魅力的なのに、時々自分に自信がなさげで、「そんな風に思わなくても、君ってすごいのに」とよく思っていました。

そんな友人がヨガのインストラクターの資格を取って、会社員をしながらレッスン教室を開いたり、幼い頃からの夢だったという占いで人をサポートすることを始めたり。

発言もポジティブなワードが増えて、なんだか変わったね~!と思っていた時に紹介してくれた「コーチング」への扉だったので、どんな効果があるのか半信半疑でありながらも挑戦してみることにしました。(とっても良心的なプライスだったのも大きいです。最初から高価だと、たぶん飛び込んでいなかった…)

コーチングを実際に受けてみて

去年の夏頃から、約2週間置きのペース×10回でコーチとzoomで対談しました。

1回あたりの時間は、30分に設定してもらいました。

対話の内容は何でもよいのですが、私の主な悩みは「仕事のこと」だったので、ここについて話すようにしました。

<当初の悩みの内容>

「今のアルバイトである状態に不満がある。不満の内容は、給与面。また正社員として働いて、給与を上げたい。」

これが、私が一番最初にコーチに持ち掛けた内容でした。

そこでコーチから受けた質問は、

  • なぜ給与を上げたいのか?
  • なぜ正社員として働きたいのか?
  • どんな仕事をしているときに幸せを感じるのか?

これらを突き詰めていくと、

正社員として働きたい理由は、給料を上げたいから。

給料を上げたい理由は、自立して一人で生きていけるだけの給与を得たいから。(ただたくさんあればよい訳ではない)

という「自分の中の」答えが見えてきて、

そうすると、あ、正社員にこだわらなくてもよいな、とか、漠然と給料を上げたいと思っていたけれど、このくらい稼げたら今の自分は満足できるな、とかが明確に見えてきて、どんな仕事をどのくらいするのが自分にとってのゴールなのか、頭の整理をすることができました。

濃い霧の中に迷い込んで、私はどうしたらいいんだろうと分からなくなっていた状態から、コーチと一緒に「自分探し」をしたイメージです。

当時の私は本当に悩んでいて、夜考えて眠れなくなることもしばしば…だったので、一人ではとても、あの霧の中からは抜け出せなかったなと思います。

自分は仕事において

  • 転勤族の妻だから、居住地が変わっても働ける在宅勤務の仕事をしたい
  • お給料はアップしたいけれど、このくらいあれば今は十分
  • 正社員などの雇用形態にはこだわらない
  • 社会の役に立っている、と私が思える仕事に就く(仕事ってなんでも社会の役に立っているのですが、私自身が日々そう感じられることが重要)

これらから、今は在宅の派遣のお仕事をさせていただいています。

(参照記事:「在宅派遣という働き方について」)

「今日は話したくないな」、という日は、その自分の声をコーチは尊重してくれて、「ゆるり行きましょう。富阪さんが話したいと思った時でよいですよ~」と言ってくださって、もはや私の心理カウンセラーか!?というくらいに、揺れ動く私の心の声にとことん付き合ってくれました。

コーチングを終えて感じること

私のコーチング×10回は、ほぼほぼ仕事に向き合う時間だったのですが、終盤でようやく方向性が定まり、心が安定して霧が晴れると、びっくりするくらいに今まで眠っていた「自分の中の好奇心」が目を覚まして。

むくむくと芽を出し、もっと大きくなりたい!と言っていたので、この2月に新しくこのアカウントを立ち上げて、日々の気づきを書き留めたり、どこかのどなたかに役に立ちそうなことを発信していこうと思ったのです。

そんなコーチングが先日終了しました。

だいぶ自信を取り戻した私ですが、コーチのサポートなしではだいじょうぶかしら…また以前のような霧が発生したらどうしよう、と不安も少しよぎって。

なので、そうならないように、日々自分をチェックする「心穏やかに過ごすためのリスト」をコーチと作成。

それから、自分で自分をコーチする「セルフコーチング」を学んで、心の声にちゃんと向き合えるスキルを身につけたいと思い、今勉強中です。

これらも、また追々共有させていただきますね。

けれど実は、Instagramを始めたことで、当初予定していなかった嬉しい効果があります。

それは、何か投稿した時に、皆さんからいただく反応で気づきや学びを得られることももちろんですが、こうして自分の想いを書き綴る時間が、まさに「セルフコーチング」の役割を担っているように思います。

あの時にこう感じたな、なんでだっけ?それでそれで?と自問自答しながら文章を書くことは、今の私の癒しの時間です。

コーチングの学びを深めて、この先の人生も「心の声」をちゃんと聞いてあげられる、私にとって最高のコーチになりたいなと思っています。

コーチング、もし興味があれば、お近くに機会があればチャレンジしてみるのもよいかもしれません♩

私のコーチをしてくださった方は、コーチング・瞑想・マッサージを通して「体と心と頭を整える」場所を提供したいとのことで、今勉強されている方です。

今どのくらいの方を担当しているのか分からないのですが、もしご興味があれば、対応可能かお伺いしてみるのでお気軽に声をかけてくださいね。

それでは3月ラスト1週間、ゆるりと行きましょう~。

(花粉がつらい汗)

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