期待値を下げる

期待値を下げる マメ知識

今ハマっている本、星 渉(ほし わたる)さん神子育て

心理学に基づいた子育てのアプローチが説得力もあり、とても勉強になります。

今日はその中から、書き留めておきたい

「期待値を下げる」対応をご紹介します。

大前提として、「ママの幸せが子どもの幸せ」をこの本は謳っています。

それは、別の作家さんの本でも学んだのと、最近私自身が自分を取り戻しつつあるので、身をもって実感しています。

けれど、生活しているとどうしてもイライラしてしまう。

子どもに、家族に、自分自身に。

イライラして言葉を発すると、何が起こるかと言うと

その言葉によって引き出されるピクチャー(映像)がきっかけとなり、嫌な感情が沸き起こってしまう。

ピクチャー(映像)とは、例えば、イケメン=木村拓哉が浮かぶ、のようなことで、

ムカつく、と言葉を発するだけで、過去の様々なムカついた情景が思い浮かんでしまうので、怒りも2倍増しになってしまうそうなんです。

けれど、「だいじょうぶ」「いいね!」などの言葉を発すると、浮かぶイメージも違ってきます。

つまり、自分の感情は、使う言葉でコントロールが出来るということです。

だから、使うワードを変えてみる。

例えば、こんな感じで言い換えができます◎

  • 「早くしなさい!」→「今何する時間だっけ?」
  • 「なんでやらないの」→「これが出来たらどうなるかな?」
  • 「急いで!」→「だいじょうぶ!まだ間に合う!」
  • 「宿題やって?」→「今日は宿題あったかな?」
  • 「まだやってないの」→「今日は何ができたかな?」
  • 「早く寝なさい!」→「何時に寝るか決めた?」
  • 「話聞いてる?」→「ママの話を聞いて!」
  • 「うるさい!」→「元気だね」
  • 「約束したでしょ!」→「どんな約束したっけ?」

イライラしてしまうのは、仕方のないこと。けれどその感情に捉われないために

「発する言葉」を変える

そしてももう一つ大切なのは「期待値を下げる」こと。

怒りの正体は、「期待」なのだそうです。

他人のご主人が、休日に子どもを連れて出かけていたら、「なんて素敵なパパ!」と思うけれど、

自分の夫がそれをやっても「私もいつもやっていることだから、当たり前だわ」と思ってしまう(笑)。

それは、夫に期待をしているからなのですね。

「当たり前」を捨てて、小さなことにも感謝する

子どもが今日も元気で生きていること、ご飯が食べられること、家族いっしょに過ごせること。

そんなことに感謝の気持ちを持てたら、私のこころはもっと幸せで満たされるなと感じました。

自分にも家族にも、期待値を下げて「ありがたい」を増やしたいなと思います。

今朝は、じっくり本が読めて、書きたいことをかける時間が持てた!

ゆっくり寝てくれた子どもたちよ、ありがとう。

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