日々の暮らしに活かせる「マインドアップ」講座。
第3回目は
「優先順位のつけ方」についてです。
マインドアップとは、意識向上のこと。
心の状態を楽しく、快適に整えることで、どんどんよい物を引き寄せることが出来ます。
前回のマインドアップ.2では
「時間のつくり方」についてご紹介しました。
本日ご紹介する「優先順位のつけ方」を身につければ、
並列で並ぶ「最重要事項」の中から更に何をするべきかが選びとりやすくなります。
ポイントは、「インパクト」と「労働生産性」を考える、ということ。
少しビジネスライクな内容にはなりますが、育児に取り組むママにとっても
マインドが上がる内容かなと思います。
では、早速本題に入っていきますね。
優先順位のつけ方
マインドアップ.2「時間のつくり方」でご紹介した、「タイムマネジメントの4現象」。
これに基づき、物事を4種類に分類することで
・何を優先的に行うのか
・何に時間を使うのか
の判断をします。
その中で、「時間をかけて取り組みたい最重要事項(第2象限)」が複数ある場合は、どうすればよいか。
あれもこれもやりたい。
どれも、自分が思い描く夢を手にする鍵になりそう。
今の私が、まさにそんな感じです。
そんな時には、
「インパクト」と「労働生産性」を考えると良いそう。
「インパクト」とは、それを行うことでどのくらいの影響力を及ぼすか、ということ。
例えば、私が今行っているお仕事に置き換えると
1人にメールを返す時間は、「インパクト1」
複数人向けに記事を書いてアップすることは、「インパクト100(例)」
というように、届く範囲が大きく異なる訳です。
だから、
1人のお客様へのメール返信は、緊急用件でないのならすぐに全ては対応しない。
取り掛かる際は、時間をかけ過ぎずにサッとお返しする。
一番大切な、多数に影響を及ぼす仕組みの構築や企画作成などに、優先的に時間を使うようにしています。
では次の「労働生産性」について。
そもそも日本人は、世界のビジネスパーソンと比較しても「労働生産性」を重要視しなさすぎるようです。
だから、平気でだらだらと残業をしたりする。
しかも、理由は「先輩より先に帰りづらいから」だったりします。
はい、これ、社会人経験が浅い頃の私です…。
労働生産性は、「自分のかけた時間で成果を割る」ことで算出できます。
つまり、「短い時間で最大の効果を得ることを優先的に行う」ことが重要。
じゃあ、育児ってどうなの?
では、育児に置き換えて考えてみると、どうでしょう。
一見この法則、育児に置き換えるのは難しい…と思ってしまいがち。
だって、育児の対応って、大体1対1などの「インパクト1」ですもの。
けれど、わたしはこう考えています。
私が育てている目の前の子どもたちは、
当然私にとってかけがえのない宝物ですが
将来の日本も担う、日本全体の宝物。
彼らが将来自分らしく働いて、何かを生み出すことは
引いては日本の未来にもなる。
そんなものすごい可能性の塊を、私たちママは育てているのです。
こんなに偉大な仕事って、あるでしょうか。
育て方次第で、関わり方次第で、
彼ら、彼女たちが日本国民、ひいては全世界の人たちにものすごいインパクトのある仕事をするかもしれない。
だったら、育児ってものすごい仕事です。
ある意味、一大ビジネス。
最優先事項、ですよね。
つまり、ママってすごいよね!!って話です(笑)※もちろん、パパも。
育児って、仕事のように効率的に、スケジュール通りにとはいかないけれど
人類の未来にとって(段々壮大になってきた)特別な存在を育てている私たち。
少しでも楽しみながら、皆で協力しあいながら。
優先順位を上げて、これからも関わっていきたいなと思います。
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