わが家の男の子2人(6歳、3歳)は本当に、ケンカするほど仲がいい、です。
ほぼ毎日、なにかでもめている。
内容はほんのちょっとしたことから、それはあかんやろ~って事まで、色々です。
どちらかのコンディションが万全ではない(眠い、疲れているなど)時にもよく勃発していて、「そんなしょーもないことでよくケンカできるなぁ」と感心しますが、本人たちにとっては本気。
基本、ケガが伴いそうでない限りは、放置して自分たちで解決できるようにしたいのですが、こちらも忙しい&疲れているときはイライラしてしまって「うるさーい!いい加減にしなさい!」と怒ってしまいます。
そんな時によく怒られるのは、長男ではなく、次男(3歳)の方。
次男は、兄と比較するのも良くないのですが、ザ・男の子という感じのパワフルさがあります。
取っ組み合い、大きな声で叫ぶ、何かを投げ飛ばすなどダイナミックな遊びが大好き。
対して、兄も元気いっぱいの男の子なのですが、必要なところではちゃんといわゆる「いい子」ができる子なのです。
2人で遊んでいると、兄は優しい口調で「うん、いいよ~♡」とか言うのに対して、弟は「オレ様が〇〇だぜ!」みたいな口調で話している(笑)。
長男は幼い頃からとても育てやすくって、元気さに困ったなぁと手を焼いた記憶がありません。
けれど、次男の、俗にいう「男の子は育てにくい」はちょっと分かる~!と思ってしまっていました。
元気なのはよいのです。
よいのだけれど、時に度が過ぎる(笑)
モノもよく壊れるし、人のモノも平気で奪ってしまうので、この様子が幼稚園で出ないといいなぁと心配して、入園前にも先生によく状況を伝えていました。
けれど親の心配はよそに、先生からいつも聞くのは「幼稚園では、みーくん(次男)、とっても優しくてお友だちの人気者なんですよ」って。
うそーーーーん!!!
自宅とのギャップが凄すぎで、毎回先生の前で叫んでしまう私。
兄が遊んでいるおもちゃを一方的に奪って(羨ましく思うのでしょうね)兄を泣かせ(笑)、母に叱られぎみの次男ですが、
最近年度末だからか、普段の様子をいつもより丁寧に教えてくれる先生方。
昨日のお迎えでは、
「みーくん、今日はびっくりするくらいお友だちにおもちゃをあげていて、なんだかもう心配になって、そんなにあげなくてもいいんだよって声をかけました。
ケンカしているお友だちを見つける度に、自分が持っているおもちゃをそのどちらかにサッと渡して、その場を去っていくんです」
だってーーーー!!!
ちょっと、クールに対応するジェントルマン気質があるのですが、幼稚園でも出してるーーー!!!(笑)
いつもケンカして奪っているのは、みーくんなのに?(笑)
けれど、心根はとっても優しい次男。妹の面倒もよく見てくれます。
自分のやっていることが時にはダメなのは理解していて、けれど兄に構ってほしい気持ちもあって、モノを取ってしまったりするのかな。
すべては見ていないけれど、その前後に兄と嫌な気持ちになるやり取りがあったのかも知れないし。
なんだか、一方的に次男に注意しがちな自分を反省する出来事でした。
ケンカがよく言いますが、両成敗、ですよね。
おうちの外で、次男も我慢したり、がんばっているんだ。
だから、おうちでは気が緩んで、自由さが爆発しているんだ。
家族と過ごす時間が、次男らしくいられる場所になっていてよかった。
次男の心の優しさも再認識できた、嬉しいエピソードでした。
こうやって、自分以外が保育する場所を持てるって、普段知らない子どもの姿を知れたり気づきを得られるのが本当に素晴らしいなと思います。
そんな次男は、春から年少さん。
人前が苦手で、お遊戯でステージに上がっても一言も歌わない&踊らない次男ですが、年長さんになるころにはどんな風に成長しているのかな。
今からとても楽しみです。
ちなみに、長女(1歳)は、すでに現時点で、次男以上のパワフルさを発揮中(笑)
なに、上には上がいる…!?
各方面から聞く「娘ちゃん、元気だね~!」の声。
けれど、元気さを育てにくさと親が勝手に変換してしまわないように、その良さをだいじに、育ててあげたいなと思います。
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