私が働く理由

私が働く理由 仕事のこと

転勤族の妻として住む場所を変えながらも、今ほぼフルタイムで仕事をしている私。

「なんでそんなに働くの?」

「まだ子どもも小さいし、大変でしょう」

「旦那の稼ぎで何とかなるなら、私なら働かないけどな~」

などと、よく言われます。

正直、私の夫にも。

「俺だったら、働かなくてもよいと言われたら絶対専業主婦一択。」

万年働きたくない病の夫は、よく言っています(笑)

けれど、私は働きたい。

パートタイムでほんの少しお小遣いが稼げたら、などではなく、ガッツリ

「自分一人でも生きていけるくらいに。できれば、自分で家を建てられるくらいの収入を得たい」

と思っています。

ここ数日、私と同じ「転妻(転勤族の妻)」さんと繋がることが増えたのですが、

皆さんのアカウントを拝見していると、ご自身で何かを発信したり、お仕事をされている方が多くいらっしゃって。

ママだって、転妻だって、働きたい。

そんな想いを抱く人って、私だけじゃなかったんだ!ととても胸が熱くなりました。

今日は、「今、私が働きたい理由」について、改めて書いてみようと思います。

私の今までのキャリア

まず簡単に、私が今まで歩んできた仕事人生についてご紹介します。

出身は兵庫県神戸市。4年生大学を卒業して、就職したのは全国転勤ありのメーカー。

総合職として、埼玉県で勤務した後、三重・東京に新しく立ち上げる家具インテリアショップの立上メンバーとして、店舗運営に携わらせていただきました。

その後、本社の仙台にてECサイトの立上に携わり、よいご縁があったので東京の会社へ転職。

ここでは、自身のやりたいことと異なる環境だったので、半年で退社し、再び東京のECサイトの企業に転職しました。

ここが、投稿:「私を育ててくれた場所」でもご紹介した、

インテリア雑貨ショップの「アンジェ web shop」です。

アンジェでは、今年の1月まで約13年間、お世話になりました。

取り扱っている商材も、会社のメンバーも本当に素敵で、大好きな会社だったのですが、

主人の転勤により正社員からアルバイトに切り替わることになり。

たくさん悩んだ後に、「収入が上がる別の環境で働いてみよう」と

今の「在宅派遣」という働き方を選択するに至っています。

参考投稿:「在宅派遣という働き方

ママでも、もっと働きたい!という気持ちに気づくまで

あんなに大好きだった前職の仕事なのに、気がついたらとても苦しくなっていた私。

悩みすぎて、一度カウンセリングも受けに行きました(笑)

なんでだろう、住む環境が変わったからかな、私が育児でいっぱいいっぱいだからかな。

3人目の子ども出産後(転勤後)、全然以前のようなモチベーションで働けなくて。

何だかものすごく自分が無能になったように感じていました。

「私なんて、なにもできない」

「仕事も育児も、全て中途半端で価値のない人間だ」

自分で自分のことをそう決めつけて、周りを妬んで、羨ましがって、また苦しむ。

そんな悪循環に陥っていました。

けれど、実は、違ったのです。

私の心の底にあったのは

「働いて、しっかり稼ぎを得たい」という想いだったことに気がついて。

その気持ちに正直に生きはじめたら、毎日がとても楽しく、幸せだと感じられるようになりました。

なぜ、働きたいの?

私がなぜ、そこまで働くことにこだわっているのか。

自分のことなのに、最初は全く分かりませんでした。

「お金のため?」

「正社員の肩書を失ったのが悔しいから?」

「子どもから離れる時間がほしいから?」

どれも、合っているようで、なんだかしっくりこない。

悩んで悩んで悩んで、お友だちに紹介してもらったコーチングを受けて自分を内観したときに気がついたのは

「自立して、自信をもって働きたい」

という私の想いでした。

参考投稿:「私を変えたコーチング

自立するというのは、夫の経済力に頼らずとも、自分一人で生きていけるだけの収入を得る、ということ。

自信をもって働く、というのは、「一人で生きている自覚」と「社会の役に立っている自覚」を持って、働いているということ。

(いずれも、私の中での解釈です)

その上で、私の中での働く目的

1.自由を手に入れるため

2.学びのため

3.社会の役に立つため

この3かなと思っています。

正社員からアルバイトに切り替わったときに、叶わなくなってしまったのは

「自分の好きなことに気兼ねなくお金を使える、と思える心の自由」でした。

夫はかなりのどんぶり勘定で、「これ買っていい?」と相談するとほぼ95%「いいよ」と言う人なのですが、

私自身が、自分の育った環境もありとてもお金にシビア。

「これって必要?なくてもよくない?」と思えるいわゆる生活必需品ではないモノに関しては、一切お金を使えなくなってしまったのです。

それから、「自分が稼いでいない」と私が認識することは、夫婦の対等な関係も崩していたように思います。

自分一人では生きていけないから、心のどこかで

「夫の機嫌を損ねないように」

「夫婦仲良くいられるように」

といつも夫に気を遣って、夫の機嫌を伺うようになっていました。

けれど、今転職してある程度満足のいく収入を得られるようになると、

もう夫の機嫌なんて、全然気にしません(笑)

ちょっとは気にしなさいよ、と人から突っ込まれそうなくらい、言いたいことを言っています。

人の機嫌よりも、自分と子どもたちが楽しんでいるか、笑顔でいるか。

そちらにフォーカスするようになったら、本当に毎日が楽しく、幸福感を感じられるようになりました。

自分を、人生の主人公に戻してあげた、という感じなのかもしれません。

私が働くことを通して、得たいこと

深い悩みの中から抜け出して、自分の幸せに気づいてあげられた体験は、私の働くことに対する価値観も変えてくれつつあります。

今までは、働く=企業に属する。そこで頑張って、収入を上げる

という選択肢しか自分の中にはありませんでした。

けれど今は、副業としてライターのお仕事をさせていただいていて、

実は本業の在宅派遣のお仕事より、こちらの方がとっても楽しいんです。

まだまだ、さほど収入は多くはないのですが、ほんのわずかでも、「自分の好きなことをして得られる収入」がどれほど幸せなのかを、体感しています。

だからこの先、私の働き方は、もっと自由でありたいなと思っています。

一つの企業だけに縛られて、しんどいなと思いながら仕事を嫌々こなす。

そんな生活はまっぴらごめんです。

「それって、今、あなたが収入額を気にしなくて自由に働けるからでしょ」

と言われたら、それは正直、今はその通り。

だけれど、これからもっともっと、自分の好きなことをして稼げるようになって、そうしたらその時にはもっと胸をはって

「みんな、もっと好きなことをして生きていこうよ」

と言いたいです。

あの悩んで苦しんでいた自分に、言いたい。

今、嫌々毎日仕事に行っている夫に、言いたい(笑)

自分が楽しんで生きられる未来はあるんだよ、ということを、身をもって実現したいなと思っています。

そして、働きながら、多くの方に出逢って、たくさん学びを得て、それが何か社会の役に立てるものに変換できたら。

私の働く目的は、そこにあるように思います。

そうそう!

「人の役に立つよろこび」については、子どものコーチングの本にも記載がありました。

こちらもまた、追ってご紹介しますね。

以上、私の働きたい理由についてでした。

何か、皆さんの参考になったら嬉しいです。

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