昨日のお風呂上がりに、ひとつ思いついたことがあります。
「身近に住む転勤族のママ同士が繋がれる場所を作りたい」
その想いに至ったのは、私自身が経験した3つの出来事があったから。
叶えたいのは、
「転妻のママが、転勤先でも助け合える身近なお友だち」と繋がれる場所作りです。
今日は、そのことについて、書いてみようと思います。
コミュニティを作ってみようかな、と思ったきっかけ
私がこのコミュニティ作りを考えるに至った経緯は、私の3つの経験があります。
まず1つ目は、
最近私がお声がけをした「幼稚園のコミュニティ」づくり。
少し前のInstagramでも皆さんにアンケートを取ったりとご相談をしていた、次男のクラスLINE。
賛否両論ありながらも、「クラス全体としてではなく、完全な私主導です」という背景を理解していただいたうえで、年少さんママが集まるLINEグループを作ってみました。
直接の連絡先を知っている方はいなかったので、
まず私の友人に声をかけて、彼女の友人で年少さんママがいたのでその方と繋がることができて。
その後、その繋がったママさんのご友人や、そのまたご友人、という感じで
現在は11名の年少さんママと繋がることができました。
その方々からいただいたのが、
「私も年少さんママのお友だちがいなかったんです」
「最近引っ越してきたばかりで福井県のことが分からないので、教えてください」
「長児で不安もあるので、園のことや育児のことや、色々教えてほしいです」
というお声。
全部!私が福井県にきて、長男を入園させた頃に感じていたこと。
それを解決に導いてくれたのが、友人が作ってくれたクラスLINEだったので。
繋がるのが苦手ではない方にとっては、ママ同士が繋がる場所ってやっぱり必要だなと感じました。
そして次に、2つ目の経験。
それは、先日目にした「友人の涙」です。
彼女も、夫の仕事の都合で福井県に越してきた元お隣さん。
しばらく福井住まいになるだろうとのことで、
少し前に近所に家を建てたのですが、その矢先にご主人の転勤を言い渡されて…(転勤族あるあるですよね)
この春から、ワンオペ育児をしながら週5でお仕事もしています。
福井には身寄りも親戚もおらず、子どもが3人いて、子どもの年齢もうちの子とほとんど変わらず小学2年生以下のちびっこたち。
私自身、夫が一時単身赴任をしていてワンオペ育児をしながらの仕事経験があり、
当時身体とメンタルを壊すほどにハードだったので、はじめとても心配していました。
けれど、彼女、性格的にもとてもサバサバしていて
「全然平気!むしろご飯も適当でいいし楽よ!」
と言っていたのですが。
先週末、珍しく急にかかってきた彼女からの電話。
出てみると、泣いていて。
「どうしたの!?」と言うと、
子どもを連れて出かけていたが、財布がなくて、警察もお金は貸せないようだから助けてほしい
とのこと。
それは大変だ!!と、すぐに駆け付けたのですが、
驚いたのは、彼女が泣いていたこと。
そんな、泣くようなキャラの子ではないんです。
財布がないって、どういうこと。ひったくりにでも遭ったの!?
と考えながら向かったら、どうやら全然そんなことではなくて、ただ落としたのだそう。
けれど、子どもを3人連れて、駐車場から車を出すお金もないし、もうどうすればよいか分からなくて
パニックになってしまっていたようでした。
その時に思ったのは、
転勤族の妻で、周りに頼れる人がいない中で子育てをするって、本当に大変だなということ。
と同時に、なんで警察はこの状況でもお金を貸してくれないの!?
いったいどうすればよいのよ、と世の中?に対して怒りも感じました。
そして最後に3つ目。
私自身が転勤族妻として、とても苦労したこと。
3人目を妊娠したすぐのタイミングで、福井県への移住しました。
仕事はフルリモートに切り替えたものの、以前のように仲間と対面して仕事ができず、一人取り残されたようでとても孤独を感じていました。
全く知らない土地で友人も知人もいない。
夫は、転勤したばかりで仕事も大変忙しく、平日の帰りも遅いうえに土日の出勤もかなり頻繁。
夫が物理的にそばにはいるけれど、ほとんど一人で育児をしている、という感覚でした。
すぐに始まったひどいつわりの中、それでも元気な上2人の子どもたち(当時4歳と1歳)。
彼らも住み慣れた土地やお友だちと離れて寂しさを抱えていたので、
少しでも癒してあげたくて、自分なりに色んな公園を探しては連れ出していました。
これが本当に、辛かった。
3人目のつわりが、めちゃくちゃハードだったんです。
上2人もつわりは経験していましたが、3人目は比較にならないほどひどく、
出かける先では必ずどこかで吐いていました。
出産の際も、また大きな悩みが訪れました。
切迫早産で入院を言い渡されたのです。
長男出産の際に、切迫で長期入院の経験があったのですが、次男の際は問題なく産めたので
3人目も早産の危険はないだろうと勝手に高をくくっていました。
けれど、突然の入院宣告に、めちゃくちゃ焦りました。
一人目の入院と、全く状況が異なります。
上に小さな二人の子どもたちがいる。周りに頼れる親も親戚もいない。
結局、遠く岡山に住んでいる私の父に、仕事を休んで1カ月以上住み込みで来てもらうことになりました。
父はとても快く受けてくれたし、子どもたちともとても濃厚な時間を過ごせて今では良い思い出ですが、
当時の父と夫の心境を考えると、本当に申し訳ない気持ちとやり場のない怒りでいっぱいでした。
父と、娘の旦那の共同生活。
彼らは二人とも家事育児スキルが高いので、お互い協力的に(むしろ絆を深めて)乗り切ってくれましたが
きっととても気を遣っていただろうし、しんどいなと思うこともたくさんあったと思います。
そして、転妻で切迫で入院。その状況を助けてくれる行政的なサポートがなさすぎることにも、とても怒りを感じ、「結局誰も助けてくれない」と落胆しました。
私が作りたい場所
長くなりましたが、以上3つの理由が、私が転妻さんのコミュニティを作ってみたいと思い立ったきっかけです。
最後の理由に挙げた、切迫で入院のような状況は、さすがに転妻仲間であっても出来ることは限られていると思いますが、
何か困ったことが起きた時に、出来ることはないかと声をかけてくれる。
そんな人が身近にいるだけで、とても心強いと思うのです。
実際、私が福井県に来て、一番最初に仲良くなったのは、転妻のお友だちでした。
運動会で隣の席に座った彼女と、同じ転妻だという事が分かると
話が止まらなくなり、仲間がいたことがうれしくて
息子の活躍もよそ目にしゃべり倒していたことを覚えています(笑)
その後も、同じ転妻同士の方とは、不思議ですがすぐに仲良くなれます。
お互い口には出しませんが、たぶん、同じ苦労を乗り越えている仲間、という意識があるのかなと思っています。
国境を越えて繋がれる転妻さんのコミュニティを構築されている方や、
転妻さん向けのキャリアを応援している方もいらっしゃるので、
その方々と何かできることは協力させていただきながら(すみません、勝手に言ってます)
全国にいる転妻のママさんが、「もっと身近に繋がれる場所」があれば
・困った時に助け合ったり
・一緒に遊んだり
・情報交換をしたり
が、リアルな形で出来るかなと。
だって私たちママは、子どもと一緒にいると時はスマホばかり見ていられないし、
欲しいのは目の前で一緒に遊べる「リアルなお友だち」。
まだ大した経験もスキルもない私ですが、
最大の強みは「行動力」です。
思いついたことはとにかくやってみる!
その動く力とスピードは、結構周りの方にも評価いただけるんです。笑(当然上には上の方がいらっしゃいますが)
失敗も全て「次に活かせるテストだよ」との教えをビジネススクールで受けたので、
やってみます!
「転妻さんがもっと身近に繋がれる、コミュニティ作り」
どういう形で作っていけるのかはこれから模索してきますが、
まずは、ご報告まで。
私のInstagramにも、転妻さん仲間が何人かいらっしゃるので
その方々同士、と言うかまずは私のために?福井支部から作ってみようかな(笑)。
もし、皆さんの周りに転妻さんがいらっしゃって
ご興味ありそうな方がいれば
ぜひ私のアカウントやblogをご紹介いただけると嬉しいです♡
また、構想がかたまったら随時ご報告していきますね~!
▽私のInstagramアカウントはこちらです▽
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